1987-05-19 第108回国会 参議院 予算委員会 第15号
私は、これが指導者原理がということで感銘をいたしました。
私は、これが指導者原理がということで感銘をいたしました。
そういう中におけるところの機動性みたいなときに、いろいろと指導者原理みたいなもの、あるいは牽引力というものがグルーピングといえども何かうまく発揮できるような方法がないかなと考えておりますが、私ども、政府の施策でもって構造改善に乗った数は例が今まで割合少ないわけでございます。
それには、たとえばこれは指導者原理の問題から考えてみましても、現状、自分たちが多数だからといって、多数の支持を得た、しかし、その多数の支持が、意識あったかなかったかといって検討すれば、おそらく寺尾郵政大臣の頭と同じ頭が支持したわけでないのでありますから、それはいろいろ支持者のものの考え方というものは、その上にあぐらをかいて漫然としておれない支持票であったということも、部分的にはあるんじゃないかと思うのであります
それが、占領政策のもとにおいて、日本で発達しておったところの産業組合、それを基盤にして農業会ができておったわけでありますが、それが非常に指導者原理に災いをされておったために、それを是正するために、農業協同組合法というものを単独に出してそうしてやる、従って、必要な面がございまするから、順次農林漁業、あるいは消費者の方面、あるいは商工業の方面、そういうような方面協同組合法が生まれた、こういう経過をたどっておると
それからもう一つの違う点は、統制組合なり、重要産業団体令による統制会、その他はフューラー・システム、指導者原理を導入したものでございます。つまり最高議決機関の総会を無力化せしめまして、理事者の専断で運営していく、こういう形になっております。ところで、この点につきましては、本法案によります商工組合は議決権の点については、そこまでは進んでおらないのであります。
○小林政夫君 いや、私の申し上げている意味はそうではなくて、保守勢力の結集ということはいいことだからといって、政党運営のやり方として、総務会長あるいは幹事長というような一部の幹部が、勝手に解党をしてもよろしいとか、合同もかまわんとか、こういうことを言う気持というものは、一つのヒットラー的な指導者原理をもって、自分が言えばついてくる、ついてこさせる、こういうような行き方、そういう政党の運営の仕方というものはどうかということです
第一、ストライキを法律で縛ろうという考え方は、もともと封建的な思想の上に成り立つものか、あるいは全体主義の指導者原理に基くもの以外には出て来ない。民主主義に対する基本的なものの考え方によつて、こういう問題が割出されて来ると私は信じておるのであります。これに対するあなたのお考え方を、具体的に出ておりますからお尋ねをいたしておきたい。
ただ私は輿論を作るというような大それた気持は持つておらないのでありまして、私も労働問題を見渡している立場からこういうことが問題点でありましようと、こういうことを申したのでありまして、それによつて盛り立つて行こうという大それた指導者原理というものは実は私は嫌いなのでありまして、私は毛頭そういう気持は持つておりません。
それにはできるだけ民主的に政治的ですと或る程度指導者原理というものが働いて、上から下に強制するようなことができますが、労働組合というものはできるだけ民主的にやつて、皆さんの意見をまとめる労組であつてほしいという考え方です。決して特定のものを育てるという意味ではございません。
ナチスにも学ぶべきところがある、強者の実力責任というものを考えなければならぬ、いわゆるビューラー・プリンチープ、指導者原理、それを利用して、戦後の五大強国――数はかぞえておりませんが、強国は特権を持たなければならぬ、国際連盟は小国も大国も投票のときには同じく一票であるが、特権を持たなければならぬ。それが今日の否認権となつて現われている。
いわゆる指導者原理、ヒユーラー・プリンテープ、国際連盟は小国も大国も同じ一票を行使したが、むろん実力ある国が、当時は五大国であるが、その五大国が拒否権を行使して、デイクテートしようという主張であります。驚くのは、今日の国際連合はこの形によつてできております。私は英国は日本がソビエトのオービツトに入つてもよろしいという考えを当時持つておつたと思います。
そうしていわゆる指導者原理、一人の人間の指導によつて大衆は動くという原理をとつて、権力中心主義、権力さえ確立するならば治安は治まるという思想、こういう権力第一主義及び意思刑法主義、拡張正犯論、指導者原理、これはファツシヨ思想の中核であります。この破防法においては、かようなるフアツシヨの思想をことごとく実現せしめておる。
戦争には国民は懲り懲りしておりますが民主的な機構にひびが入りまして、又ぞろ指導者原理のようなものが幅をきかすことになりますと、国民は踊らされて再びあの惨澹たる戦争をやるようになる心配があります。現在すでに第三次の戦争が始まつていると言われているときに、近代戦争を前にしては正におもちやのピストルにも劣るような武装であるかも知れませんが、国内の治安については私は行き過ぎであると思うのであります。
併し戦争中に指導者原理で以てこれは非常に曲つて参りまして、そのために終戦後にこれは恐らく占領軍の忌避するところとなつたのだろうと思いますが、これは実は禁止をされてしまいまして、そうして新らしくできた農業協同組合法、或いは漁業関係の協同組合法の中にはその問題が取上げられておりません。
教育に関する指導者原理、或いは官僚統制的な管理というようなものは、もうすでに我々としては一応研究しなければならない段階を過ぎております。かかる形態の、先ほど申しましたような教育委員会式の、そのような民主的な管理の方法が我々としては教育には望ましいと存じておるのであります。又すでにかような実績を過去において積んで来ておるのであります。
それからなお警察官の指導者意識でありまするが、これは私どもやかましく申しまして、いわゆる指導者原理によるところの、国民の上に立つて国民を指導するとかそういうような意識は全くこれを払拭するようにということでかねがね教育をいたしておりまして、最近におきましては以前よりはよほどそういう観念は薄くなつて参つたと思うのでありますけれども、何分にも多数の警察官でありまして、中にはそうした意識を持つて民衆に対してもそういつたようなことをやつておることもあるかと
ナチス・ドイツにおきましては、いわゆる指導者原理に基いて取締役が指導者的な役割をやつて、株主総会の権限を縮小して、取締役が自由に経営上のことを決定して行くという方法をとつたわけであります。
それとも民衆の愚論など耳を傾ける必要はないという指導者原理を首相は奉じておられるのかどうか。この点が第六点の質問であります。 首相は事ごとに政府の発言は影響が微妙だからと言つて、明確な答弁を避けて来ました。たまたま立ち入つた答弁をしても取消したりしております。
併し宗教と良心の自由が完全に保障せられました新憲法の下におきまして、教育勅語がその他の詔勅と共に、かような指導者原理としての性格を維持してならないことは当然の事理といわなければなりません。 そもそも教育勅語を如何に措置すべきかということにつきましては、終戰後間もなく政府部内、米國教育使節團、教育刷新委員会、貴衆両院及び一般言論界におきまして眞劍に檢討論議せられたところであります。
これに対する政府の答弁は、特定勢力を背景とし、指導者原理を基調とするがごとき従來の官僚統制方式は全然採られていないのであり、更に又考え方によつては、尚且つ官廳の一方的権限と思われるような個所には不服申立等の項目が追加され、修正が加えられたのでありますが、本法案自体としては、むしろ行政の民主化を目標としているのであり、一例を挙げまするというと、地方機関として主要な役割を持つている石炭局長のごとき、形式上